落花生の栽培

どんぐりんガーデンでは、ジャガイモの収穫後、落花生の栽培にチャレンジしました!

 

★7/9

ジャガイモ後の時期だと種は間に合わないので苗を植えました。

植えた翌日の苗です。

葉が閉じているのがわかりますか?

水が足りないと、落花生は自らを守るためにこのように葉を閉じるそうです。

猛暑の夏だったので、ここから1日2~3回の散水を行いました。


これが落花生の花です。 黄色いかわいい花ですよね♪

すでに開花している苗がちらほらとありました。 

苗として植えるには少々遅いか、ぎりぎりのタイミングかな? 

この先、しっかりと育ってくれるのか心配しました。


★7/15

自動散水機を設置しました!

日頃、仕事や育児、家事と忙しい子育て世代の私たちの強い味方の登場です。

ここからは水やりの頻度や量をタイマーで調整したり、成長の様子を見に来る程度で、毎日の水やりからは解放されます。 本当に便利なアイテムです。感謝感謝♪


落花生の実の付き方、皆さん、ご存じですか?

 

落花生は黄色い花が終わると、写真のようにしぼみ垂れ下がります。

咲いては枯れ、咲いては枯れと、次々と黄色くかわいい花を咲かせる落花生。

そうしているうちに、この枯れた花のそばから、子房柄(しぼうへい)と呼ばれる実がなる根っこのようなものが育ち始め、土の中に向かって伸びていきます。


この子房柄に実が付くので、たくさん土の中に入ってくれるように、土寄せをして、子房柄が土に行きやすいようにサポートをします。また、土の中で育つので、雑草や石などの生育に邪魔になるものはなるべく取り除きます。

★9/21

たくさんの子房柄が確認できるようになりました。

試し掘りをしてみたところ、子房柄のさきっぽにきちんと実がついていました!


茎から子房柄が伸びて、その先に実がついているのがわかりますね。

まるで、赤ちゃんのへその緒みたい。

子房柄から栄養をもらって、落花生の実はどんどん大きく成長していきます。


こんな風に1本の茎から子房柄がいくつも伸びて鈴なりに実をつけるんですね。

収穫のタイミングは、さやの網目がしっかりとできたころだそうです。


葉の様子は、こんなかんじになりました。

この落花生の品種は、横に広がらないタイプですが、それでも子房柄が土に向かっていくので、株が全体的に広がったのがわかりますね。

 

もう少ししたら、いよいよ収穫です!

このあたりから自動散水機をやめて、自然の雨だけの水やりにして、乾燥気味にしました。

 

千葉県千葉市のHPで落花生について詳しく紹介しています。

落花生の産地といえば千葉県ですね。

私たちも勉強させてもらいました。

紹介させていただきますので、興味があるからはぜひご覧くださいね。

https://www.city.chiba.jp/keizainosei/nosei/nosei/howtoglowrakkasei.html

★10/21 落花生収穫!

お天気の影響で予定より1週間遅れましたが無事に収穫を迎えました!

参加してくれた子ども達、1人ひと株ですが、実が土の中になるべく残らないように、そーっと落花生を収穫してくれました。 

うわっ!予想以上に実がついていて、多いものでは一株に20個ほどの実がついていました。これは嬉しいですね♪

 

土の中に残った落花生も漏らさずに探します。そんな中で、ハサミ虫やコガネムシの幼虫も発見!

何もいなかった畑にも、たくさんの生き物が住み始めています。

お父さん達に畑を耕してもらっている間、お母さん達と子ども達は、「生落花生の塩茹で料理」に挑戦!

 

こんな感じに茹で上がり、新聞紙の上にどばーっと広げて、みんなで旬の恵みをいただきました。
さやが柔らかいので、自分たちで割って食べられます。

美味しい!美味しい!と笑顔が溢れ手が止まらない〜 笑

半分は乾燥させて、SDGsチャレンジで行うピーナッツリースに使う予定です。

子どもたちにも観てもらえるように、3階の廊下に干しています。この機会に是非見てもらえると嬉しいです。